![]()

2000年10月10日東京ハートライフクリニックのホームページが開業いたしました。
イアリングのお店があり,褥瘡(じょくそう、床ずれ)の話があり良くわからないという方にご説明いたします。
褥瘡
形成外科はおもに皮膚の外科を対象としております。褥瘡は形成外科が専門とするひとつの分野です。形成外科は褥瘡をおもに手術により治療しますが、手術後褥瘡の予防をしておかないと再発してしまいます。そこで,予防が大切になってくるわけですが、褥瘡の危険性を予測し予防をしておくと褥瘡はできないかできても手術をせずにすぐに治ります。褥瘡は予防と治療がはっきりした疾患といえます。この考え方を他の疾患に適用し予防を行っているのが現在のクリニックの考え方です。
イアリングのお店
褥瘡は圧力がかかり血液の循環が低下してくるために組織が死滅(壊死:えし)してしまうことがおもな原因です。イアリングで耳垂(耳たぶ)かぶれた人が受診しました。イアリングはまえと後ろから2点でとめるためどうしても一点に圧力がかかってしまいます。そこで、褥瘡の予防と同じように圧力を分散させることを考え、3点式のイアリングを考えました。医療用の粘着材を使用したり,耳にフィットするためにはどのような形がよいかを検討した結果、3点を突出させ耳垂を挟み込んで右耳用,左耳用にデザインしたイアリングが生まれました。世の中は厳しくイアリングを作製しても、なじみのない形はお店ではなかなか扱ってくれません。そこでお店を開くことにしました。
外科医の理想
傷をきれいに目立たなくするように治すにはきれいに縫合(縫う)することが形成外科の役割ですが、追求していくと小さな傷にしたほうが良く、さらに追求していくと傷を作らないのが外科医の理想と考えるようになりました。同様に理想的なピアス(傷を作ること)を検討してまとめましたが、最終的に傷を作らないイアリングを考えていました。