質問1. 3点固定だとどうして長時間装着していても痛くないのですか。

 止め具がスクリュー式やばね式は2点で止めるため圧力が一点にかかります。一点に圧力が集中すると耳たぶ(耳垂)の血液循環が低下し、皮膚組織が死滅してしまう危険信号として痛みを感じさせます。3点固定式だと圧力が分散されるため血液循環が低下しにくくなるので痛みが出ません。ピアス感覚で装着できるので好評です。

質問2.耳たぶの厚い人薄い人に固定式で対応できるのでしょうか。

 最初に耳たぶの厚みに合わせてU字部分を手で調整していただきます。その後は耳たぶを横に引いて薄くしたところに差し込む方法で装着していただきます。つまりは、耳の厚みをバネにしていることになるので耳たぶが薄く弾力が少ない人や耳たぶの面積が少ない人は注意が必要です。

質問3.どんな人を対象に3点固定式のイアリングを開発したのですか。

 臨床で職業がらどうしてもイアリングをしなくてはならなかった方の耳たぶが潰瘍になってしまったのを診察したのと、褥瘡(じょくそう/床ずれ)の予防で除圧が大切であるということとが融合して圧力を分散させれば痛くない、つまり3点固定式の発想が生まれました。イアリングをすると痛くて長時間装着していられないのでピアスにしようかと考えている方、ショートカットや髪をアップにして耳の後ろが良く見える方に是非使用していただきたいです。
 開発初期は止め部の接点部が凹面形をしており、その部分にハイドロコロイドという医療用の粘着材をつめてすべり止めとしていました。しかし、粘着材を取り替えたりする必要がありメインテナンスが煩雑であるとのことで逆に凸面にした経緯があります。

質問4.今後どんなデザインのイアリングを目標としていますか。

 止め具が固定式のため装飾が大きく重たいとずれたりしやすくなります。したがって従来のイアリングより装飾部が小さなプチイアリングを目標としています。装飾部が小さく裏の止め具の出っ張りがないので表が小さな装飾でもバランスが良く美しいです。


質問5. どうして右耳用と左耳用があるのですか。

 毎日鏡で顔をご覧になるでしょう。そのときに耳たぶが右と左がどのように違うか観察したことがあるでしょうか。もしおありでなかったら鏡でご覧ください。耳たぶの大きさや形は誰も違うものです。どのように違うかは東京ハートライフクリ内のホームページの耳の話で今後掲載していくのでお楽しみにしてください。耳の形のタイプは先細り型,水平型、下垂型と3つに分けられます。そして耳たぶの辺縁部の厚みはピアスをする中央部よりやや厚くなっています。どのタイプの耳でも辺縁部の厚みをうまく挟み込んで止めるようにするために後ろの2点に角度をつけました。その結果、右耳用と左耳用のデザインとなりました。


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